Godot Engineの組み込みスクリプト言語であるGDScript
の基本的な使い方について記載します。
基本的な記述方法
extends Node
var int_sanple = 0
var text_sample = "文字列"
var int_sample2 :int = 1
func _ready():
pass
GDSCriptは、大まかに3種類の要素で読み書きすることができます。
上記のサンプルを1行ずつ解説します。
クラスの拡張
extends Node
extends Node
はNode
というクラスの拡張という意味です。
Node
クラスが持つ機能をそのままに、新しいクラスを作ることになります。
変数
var int_sample = 0
var text_sample = "文字列"
GDScriptは静的型付けの機能を持っています。
多くの言語は型を明示的に指定する必要がありますが、GDScriptは自動的に型を割り付けます。
これによりユーザーは型をあまり意識せずにプログラムを書くことができます。
明示的な型付け
var int_sample2 :int = 1
型を意識したい場合もありますので、上記のように明示的に型を指定することもできます。
関数
func _ready():
pass
GDScriptの関数はfunc
にスペースを空けて関数名を記述します。
多くの言語のように{ }
でブロックを作るのではなく、:
のあとのインデントでブロックを作る構文になります。
関数にはクラスがもともと持っている組み込み関数と、ユーザーが作る独自関数の2種類があります。